執筆者:水口貴博

本音を聞き出す30の上手な質問法

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理解してくれないのは、理解できない人より、説明をしている人が悪い。

理解してくれないのは、理解できない人より、説明をしている人が悪い。 | 本音を聞き出す30の上手な質問法

私は文章を書くときにはできるだけわかりやすく書くようにしています。

それは、誰でも読めるわかりやすい文章にしたいからです。

誰でも理解できる文章であるように、噛み砕いて、難しい漢字や表現も使わないようにしています。

もし、この文章をあなたが理解できなかったとき、私のせいだと思うようにしています。

理解ができないときは、あなたのせいではありません。

うまく説明できなかった私が悪いのです。

私がうまく説明できなかったため、あなたが理解できなかったのだと思うようにしています。

教えても理解しないとき「理解できない人が悪い!」という言い方をする人がいます。

しかし、生徒というのは、理解できていないことが大前提です。

理解できない人を叱るのが、先生の役目ではありません。

理解できない人が、理解できるようにわかりやすく説明するのが、先生の役目なのです。

ここを、はき違えている先生が多くて残念に思うことがあります。

理解してくれないのは、理解できない人より、説明をしている人に責任があるのです。

本音を聞き出す上手な質問法(9)
  • 相手の質問内容が理解できないときは、質問の仕方を見直す。
質問の深さが、仲の深さ。

本音を聞き出す30の上手な質問法

  1. 上手に質問ができると、どんどん深い仲になれる。
  2. 初めが肝心。
    簡単に答えられる質問から始める。
  3. 柔らかい質問ほど、本音を出しやすくなる。
  4. 一般的な質問より、個人的な質問のほうが仲良くなれる。
  5. 「仲が悪いんですか」より「仲がいいんですか」と、前向きに尋ねる。
  6. できるだけ具体的な質問をする。
  7. 質問することで、熱意を伝えることができる。
  8. 想像できるように、質問する。
  9. 理解してくれないのは、理解できない人より、説明をしている人が悪い。
  10. 質問の深さが、仲の深さ。
  11. お酒の力を借りると、打ち解けやすくなる。
  12. 1人きりの人に話しかけることで、全体の雰囲気を壊さないようにする。
  13. どんなことでも正解だと思う「心の広さ」を、身につける。
  14. 「何か話して」は禁句。
    プレッシャーを与えると、余計に話せなくなる。
  15. 答えてくれたことには、笑顔で喜ぶ。
  16. 相手の名前を聞くことで、感謝を伝えることができる。
  17. プライベートな話は、2人きりのときに聞くのがマナー。
  18. 論理的な流れより、気持ちの流れで会話するほうが、仲良くなりやすい。
  19. 質問の答えは、1つに限定しないほうがいい。
    限定しないことで、答えられる幅が広がる。
  20. データより、体験談から質問するほうが、面白い。
  21. 相手の隠れた努力を見つけ、それをネタに質問していくのがポイント。
  22. 質問するときには、メモ用紙とペンを持つ。
  23. 答えにくい質問をしない。
  24. 「今」「ここ」で「私」が体験したことを、質問すればいい。
  25. 質問することで、知り合うきっかけを生み出す。
  26. 質問が元気を生み、元気が質問を生む。
  27. 自分から直接聞きにくい質問は、友人の力を借りればいい。
  28. 鋭い質問は、雑談の中で自然と発生する。
  29. 「忙しい」「疲れた」「大変」は、禁句。
  30. コミュニケーションは、宝探し。

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