執筆者:水口貴博

試合で結果を出す30の方法

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本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。

本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。 | 試合で結果を出す30の方法

実力はあるにもかかわらず、本番の試合に限って、実力を発揮できない選手がいます。

力や技を総合的に見て、相手選手に勝てるはずが、なぜか負けてしまうのです。

なぜでしょうか。

実力が不足しているからではありません。

プレッシャーに負けているのです。

勝たなければいけないプレッシャーであったり、本番というプレッシャーであったり、メダルへのプレッシャーであったりします。

選手に実力がつくにつれて、周りからの期待も大きくなるため、プレッシャーも大きくなります。

避けようがありません。

プレッシャーに負けてしまうと、体が硬直したり震えたりして、実力を発揮しにくくなります。

実のところ、本番に限って実力を発揮できない選手には、大事な練習が抜けています。

「プレッシャーに対する精神力」です。

この練習が抜けていると、どんなに実力があっても、本番で発揮できなくなります。

プレッシャーで負けるのが、一番もったいないです。

普段の練習で、本番に近い緊張感を作り、プレッシャーに慣れる訓練をしておくことです。

たとえば、わざと友人に練習風景を見てもらうのは、1つの手です。

仲間同士で、本番さながらの対決をするのもいいでしょう。

わざとほかの学校との交流試合を設けるのも、よい方法です。

プレッシャーは避けているものではありません。

慣れるものです。

プレッシャーは気持ち悪くて嫌ですが、だからこそ慣れる必要があるのです。

試合で結果を出す方法(20)
  • 普段の練習で、本番に近い状況を作り、プレッシャーに対する精神力を身につけておく。
ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。

試合で結果を出す30の方法

  1. 勝とうと思うのではない。
    全力を出し切ろうと思うのだ。
  2. 試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
  3. 試合当日は、食べすぎない。
  4. 胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
  5. 曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
  6. なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
  7. 人が求める理想は追わない。
    自分が求める理想を追う。
  8. 試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
  9. 負けるところを想像しないのも自己管理。
    勝つところを想像するのも自己管理。
  10. 本番をゴールだと考えない。
    夢に向かう目標の1つだと考える。
  11. 今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
  12. 初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
  13. 試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
  14. 試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
  15. 顔を叩くと、気合が入りやすい。
  16. 新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
  17. 試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
  18. 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
  19. どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
    勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
  20. 本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
  21. ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
  22. 試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
  23. 相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
  24. 一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
  25. どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
  26. 試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
  27. プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
  28. 負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
  29. 試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
  30. 試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。

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