執筆者:水口貴博

試合で結果を出す30の方法

18

試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。

試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。 | 試合で結果を出す30の方法

試合前、相手選手にしてはいけない目の合わせ方があります。

「目を見ない」「視線を外す」「にらむ」です。

いずれも、自分の立場を不利にさせるため、控えたほうが無難です。

では、相手選手の目を、どう見ればいいのでしょうか。

にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめることです。

歯を見せるほどの笑顔は不要です。

口を閉じて、軽くにやりとした状態のまま、じっと相手の目を見つめます。

これが最もスマートです。

スポーツマンとして、気持ちのいい挨拶です。

しかし、同時に、心理的に強い衝撃を与えられる方法でもあります。

目をじっと見つめるのは、自信の表れです。

にやりとした笑顔で相手の目をじっと見つめていると、相手選手はだんだんたじろいできます。

「絶対に勝てますよ」というメッセージを伝えることができ、心理的に有利な立場に立てるのです。

にやりとした笑顔には、深い意味が込められているようにも見えます。

「弱点をつかんでいますよ」

「必殺技を見せてあげましょう」

「過去のデータから、動き方は読めていますよ」

いろいろな解釈ができてしまいます。

しかもどの解釈にせよ、あまりいいことではありません。

そうした不安を感じるため、本当の意味で、相手を動揺させられるのです。

事実、試合前の対面では、プロスポーツ選手ほど、にやりとした笑顔でお互いに見つめ合っています。

にやりとした笑顔に、にやりとした笑顔で返し、ずっと見つめ合っています。

仲がいいのかなと思うほどです。

すでにそこから、心理戦がスタートしているのです。

試合で結果を出す方法(18)
  • 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。

試合で結果を出す30の方法

試合で結果を出す30の方法
  1. 勝とうと思うのではない。<br>全力を出し切ろうと思うのだ。
    勝とうと思うのではない。
    全力を出し切ろうと思うのだ。
  2. 試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
    試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
  3. 試合当日は、食べすぎない。
    試合当日は、食べすぎない。
  4. 胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
    胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
  5. 曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
    曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
  6. なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
    なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
  7. 人が求める理想は追わない。<br>自分が求める理想を追う。
    人が求める理想は追わない。
    自分が求める理想を追う。
  8. 試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
    試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
  9. 負けるところを想像しないのも自己管理。<br>勝つところを想像するのも自己管理。
    負けるところを想像しないのも自己管理。
    勝つところを想像するのも自己管理。
  10. 本番をゴールだと考えない。<br>夢に向かう目標の1つだと考える。
    本番をゴールだと考えない。
    夢に向かう目標の1つだと考える。
  11. 今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
    今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
  12. 初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
    初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
  13. 試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
    試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
  14. 試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
    試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
  15. 顔を叩くと、気合が入りやすい。
    顔を叩くと、気合が入りやすい。
  16. 新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
    新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
  17. 試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
    試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
  18. 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
    試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
  19. どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。<br>勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
    どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
    勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
  20. 本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
    本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
  21. ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
    ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
  22. 試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
    試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
  23. 相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
    相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
  24. 一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
    一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
  25. どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
    どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
  26. 試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
    試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
  27. プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
    プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
  28. 負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
    負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
  29. 試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
    試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
  30. 試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。
    試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。

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