執筆者:水口貴博

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

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日焼け防止をするなら、色に注意する。白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。

日焼け防止をするなら、色に注意する。白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。 | 日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

「今日は気温が上がりそうだ。こんな日には、爽やかで明るい色の服を着ていこう」

そう思って、パステルカラーなどの明るい色の洋服を選びます。

暑い季節ほど、黒い色は暑苦しいので避けたくなり、涼しげな明るい色のシャツを着たくなります。

明るい色ほど、爽やかなイメージがあり、暑い季節にはぴったりですね。

しかし、日焼け防止の面から言えば、理想ではありません。

たしかに服を着ている部分は、紫外線をある程度カットできますが、明るい服では効果が小さいのです。

日焼け防止の面から言えば、実は逆です。

日焼けをしたくなければ、暗い色の服を着るのが正解です。

色が濃いほど、光を遮断する力が強くなります。

透明のメガネより、黒いサングラスのほうが、 光を遮りやすいのと同じです。

明るい色ほど紫外線を通しやすく、暗い色ほど紫外線を防ぐ効果があります。

紫外線を防ぐなら、茶や紺など、暗い色がおすすめです。

最も防ぐ効果が強いのは、黒です。

黒は、熱を吸収しやすいため暑苦しく感じますが、日焼け防止には一番です。

「日焼けをしたくなければ、明るい色より暗い色」と覚えておきましょう。

帽子も日傘も、明るい色より暗い色が効果的です。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ対策(18)
  • 紫外線を防ぐ目的なら、明るい色より暗い色を意識する。
日焼け止めを使っているほとんどの人が、実は塗り足りない状態である。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

  1. しみは、年を取れば勝手にできるものではない。
  2. 肌に問題がないなら、今こそ対策を始める、ベストタイミング。
  3. なぜ、日に当たり続けると、肌は黒くなるのか。
  4. 紫外線「UV-A」「UV-B」「UV-C」のそれぞれの特徴と違い。
  5. UV-AとUV-B。
    肌に、より悪い影響を及ぼすのはどちら?
  6. 日焼けには2種類ある。
    「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。
  7. 日焼け止めは、SPFが20もあれば、十分に効果があると考えていい。
  8. 日焼け止めで見かける、SPFの数字の意味とは。
  9. 高いSPFの日焼け止めを塗っていても、塗り直しは必要。
  10. 日焼け止めを重ね塗りすれば、SPFの効果は足し算で計算できるの?
  11. どうしても塗る手間を減らしたければ、耐水性の日焼け止めを選ぶ。
  12. 状況に応じて使い分けたい、日焼け止めのSPFとPAの目安。
  13. SPFの数字は細かく表示されているのに、PAはなぜ3段階しか表示がないの?
  14. 塗っているのが日焼け止めだけでも、クレンジングは必要。
  15. 日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。
  16. 日焼け止めに、時期が早すぎることはない。
  17. うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。
  18. 日焼け防止をするなら、色に注意する。
    白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。
  19. 日焼け止めを使っているほとんどの人が、実は塗り足りない状態である。
  20. なぜ、日焼け止めには「チタン」や「亜鉛」という金属が含まれているのか。
  21. 「ノンケミカル」の日焼け止めは、普通の日焼け止めとどう違うの?
  22. 日焼け止めを塗るのは面倒。
    こんなとき、しておけばいい対策は?
  23. 日焼け止めは、年中、必要。
  24. 朝や夕方にも紫外線対策が必要である、本当の理由。
  25. 赤ちゃんにも、日焼け止めは必要。
  26. 体の部分に応じた、上手な日焼け止めの落とし方。
  27. 生理中や妊娠中は、しみができやすい。
  28. 雨の日の傘は、黒を選べ!
  29. 男が日焼け止めをしても、まったく変ではない。
  30. 日焼け止めのコストパフォーマンスの悪さに悩んだときの工夫。

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