執筆者:水口貴博

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

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うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。

うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。 | 日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

本来、人間の肌は、紫外線を浴びることがなければ、しみはできません。

「いつの間にか日焼けしてしまった」

そんな人には、どこかに油断があります。

日に当たっていないにもかかわらず、日焼けをしてしまうことはありません。

必ず「このくらいいいだろう」と思う油断があって、気づけば紫外線を浴びてしまっているのです。

そんな日焼け対策をサボりやすいパターンが、5つあります。

(油断しやすい場面1)
曇っていたから

地表に届く紫外線のうち、90パーセントはUV-Aといわれています。

さらにUV-Aは、雲を突き抜けやすい特徴があります。

紫外線は、目に見えるものでもありません。

曇って天気が悪くても、快晴のときと比べ、6割程度が地表に届いているといわれます。

天気が悪くても、油断できないのです。

(油断しやすい場面2)
涼しかったから

涼しいかどうかは、紫外線量の確認のあてにはなりません。

そもそも紫外線には、熱がありません。

過ごしやすい気温だと「紫外線も少ないだろう」と気を抜きやすいのですが、日焼け対策は必要なのです。

(油断しやすい場面3)
部屋の中にいたから

部屋の中にいても、安心できません。

窓ガラスから紫外線が入ってきています。

窓ガラスから部屋の中に入ってきた紫外線が、地面や壁などに反射して、紫外線の影響を受けてしまうのです。

UVカットができる透明のシートを窓ガラスにはると、問題が解決します。

もしくは、紫外線カットの機能を持つカーテンもおすすめです。

(油断しやすい場面4)
日陰にいたから

日陰にいても、紫外線が届いています。

たとえ日陰にいても、直射日光が地面や壁に跳ね返っています。

日陰なら涼しくて長時間いても大丈夫だろうと油断しやすいため、たくさんの紫外線を浴びてしまいやすいのです。

日陰にいても、きちんと紫外線対策が必要です。

(油断しやすい場面5)
洋服を着ていたから

服を着ている部分は、日焼けしないだろうと思うのは早まった考えです。

たとえ洋服を着ていたとしても、服の色が白いと、紫外線を通してしまいやすいのです。

日焼け防止をするなら、白い服より黒い服です。

黒は紫外線を吸収しやすいため、日焼け防止に効果があるのです。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ対策(17)
  • 油断しやすい場面に、気をつける。
日焼け防止をするなら、色に注意する。
白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

  1. しみは、年を取れば勝手にできるものではない。
  2. 肌に問題がないなら、今こそ対策を始める、ベストタイミング。
  3. なぜ、日に当たり続けると、肌は黒くなるのか。
  4. 紫外線「UV-A」「UV-B」「UV-C」のそれぞれの特徴と違い。
  5. UV-AとUV-B。
    肌に、より悪い影響を及ぼすのはどちら?
  6. 日焼けには2種類ある。
    「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。
  7. 日焼け止めは、SPFが20もあれば、十分に効果があると考えていい。
  8. 日焼け止めで見かける、SPFの数字の意味とは。
  9. 高いSPFの日焼け止めを塗っていても、塗り直しは必要。
  10. 日焼け止めを重ね塗りすれば、SPFの効果は足し算で計算できるの?
  11. どうしても塗る手間を減らしたければ、耐水性の日焼け止めを選ぶ。
  12. 状況に応じて使い分けたい、日焼け止めのSPFとPAの目安。
  13. SPFの数字は細かく表示されているのに、PAはなぜ3段階しか表示がないの?
  14. 塗っているのが日焼け止めだけでも、クレンジングは必要。
  15. 日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。
  16. 日焼け止めに、時期が早すぎることはない。
  17. うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。
  18. 日焼け防止をするなら、色に注意する。
    白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。
  19. 日焼け止めを使っているほとんどの人が、実は塗り足りない状態である。
  20. なぜ、日焼け止めには「チタン」や「亜鉛」という金属が含まれているのか。
  21. 「ノンケミカル」の日焼け止めは、普通の日焼け止めとどう違うの?
  22. 日焼け止めを塗るのは面倒。
    こんなとき、しておけばいい対策は?
  23. 日焼け止めは、年中、必要。
  24. 朝や夕方にも紫外線対策が必要である、本当の理由。
  25. 赤ちゃんにも、日焼け止めは必要。
  26. 体の部分に応じた、上手な日焼け止めの落とし方。
  27. 生理中や妊娠中は、しみができやすい。
  28. 雨の日の傘は、黒を選べ!
  29. 男が日焼け止めをしても、まったく変ではない。
  30. 日焼け止めのコストパフォーマンスの悪さに悩んだときの工夫。

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