執筆者:水口貴博

美肌になれる30のスキンケア方法

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化粧水や乳液のパッティングは、今すぐやめる。

化粧水や乳液のパッティングは、今すぐやめる。 | 美肌になれる30のスキンケア方法

ぱん、ぱん、ぱん。

女性の中には、化粧水や乳液を顔につけるとき、肌を軽く叩きながらなじませている人がいます。

いわゆる、パッティングです。

化粧水をより深くまで浸透させたり、顔のくすみが取れて透明感が出てきたり、毛穴が引き締まったりするという言い分です。

たしかにそういうメリットがあることも確認されていますが、メリットばかりとは限りません。

実はパッティングには、大きなデメリットが2つあります。

1つ目は「赤ら顔の原因になりやすいこと」です。

上から叩くと、刺激が肌の奥まで伝わります。

その刺激によって、毛細血管が広がり、赤ら顔の原因になります。

顔は皮膚が薄くて繊細な場所ですから、弱い力でパッティングしたつもりでも、強い衝撃になっているのです。

2つ目のデメリットは「しみの原因になりやすいこと」です。

強い衝撃をむやみに与えることで、メラノサイトや新陳代謝に悪影響を与えます。

メラノサイトが異常を起こしたり、新陳代謝のリズムが乱れやすくなったりしてしまい、しみの原因になりやすいのです。

実際、しみが多い人には、パッティングの習慣がよく見られます。

パッティングを習慣にしているなら、今すぐやめましょう。

では、代わりにどうすればいいのかというと、単に両手で顔を優しく包み込むだけでいいのです。

手のひらで顔を包み込むように、頬を優しく押さえます。

その姿勢を5秒から10秒ほど、じっと維持します。

これだけで、成分は肌に十分浸透します。

手のひらのぬくもりと密着効果によって、肌の奥まで浸透します。

まったく肌に刺激を与えないため、安全なのです。

美肌になれるスキンケア方法(14)
  • 化粧水や乳液などをパッティングでなじませる習慣は、今すぐやめる。
毛穴が目立ちやすいのは、どういう肌質?

美肌になれる30のスキンケア方法

  1. もったいない気持ちを捨てるのが、美肌の差をつける第一歩。
  2. 薄い膜を1つずつ重ねるように、丁寧に塗る。
  3. 両親の顔を思い出すと、美容で心がけるべき点が見えてくる。
  4. 薄化粧の場合、クレンジングが不要になる。
  5. 洗顔料で大きな泡を作りやすくする、洗顔前の一工夫。
  6. 落ちにくいメイクでは、別々のクレンジング料を使うのが正解。
  7. 高機能な化粧品を使って、肌が怠けることはない。
  8. 洗顔の後、肌が湿っていても、化粧水は必要。
  9. お風呂上がりは、すぐ化粧水をつけない。
  10. 手作り化粧品に挑戦するなら、デメリットもきちんと把握しておくこと。
  11. ナノテクノロジーによって、これまでの化粧品の常識が変わった。
  12. 低分子の化粧品は、むらができないように注意すること。
  13. 乳液や美容液の浸透力を上げる2つの工夫。
  14. 化粧水や乳液のパッティングは、今すぐやめる。
  15. 毛穴が目立ちやすいのは、どういう肌質?
  16. 毛穴は、数ではなく、大きさの問題。
  17. 毛穴は、手入れしだいで、小さくできる。
  18. 冷水による毛穴の引き締め効果は、せいぜい30分ほど。
  19. 毛穴の汚れを指で取り出す方法には、要注意。
  20. あぶらとり紙で、皮脂は完全に取り除かない。
  21. 毛穴の奥の頑固な汚れを、簡単に落とす方法。
  22. 一番失敗が少ないのは、やはり白い固形石鹸。
  23. 塗るタイプの美容パックは、塗る順番が大切。
  24. 美容パックの時間が長すぎると、効果はむしろ、半減する。
  25. デート前の美容パックは、前日では早すぎる。
  26. 自宅でできる簡単パックの方法。
  27. 乾燥するからとはいえ、安易に保湿スプレーを吹きかけるのは要注意。
  28. 乾燥した肌に水分を補う上手な方法。
  29. 乾燥が進みやすい部分は、化粧水と乳液を重点的につける。
  30. スキンケアをひととおり終えた後、時間に余裕があるなら、蒸しタオルを顔に乗せる。

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